ランニング(ジョギング)のススメ【追記あり】
健康法にはさまざまなものがありますが、中でも筆者が最も好きで、かつ最も効果が高いと感じているのがランニング(ジョギング)です。ランニングとジョギングは厳密にいえば違うのですが、ここでは同じものとして扱います。要は「走ること」です。
ランニングは全身運動であり、「有酸素運動」でもあります。運動を継続することでさまざまな効果が期待できます。
例を挙げると、
- 全身の血流を改善することにより、心臓や血管を鍛えられます
- 気管や肺も鍛えられ、呼吸が楽になります
- 有酸素運動による健康増進効果
- ストレス発散になります
- 身体(特に下半身)が締まってダイエットにもGood
- 適度な疲労感により睡眠の質が高まります
- フットワークが軽くなり、行動半径が広がります
などなど良い事ずくめ。
走ることは適度な有酸素運動であり、心筋梗塞のリスクを軽減し高血圧や糖尿病、肥満などの生活習慣病を改善する効果もあります。
ジョギングをする人は、しない人に比べて、死亡リスクが30%以上低くなり、平均寿命は3年ほど長くなるという研究結果もあります。
ランニング(ジョギング)は手軽でかつ効果が非常に高い健康法なので、やらないのは損です。公道や公園を走るのなら費用もほとんど掛かりません。
注意すべきなのは、ただガンガン走れば良いってものではなく、走行距離が月に200kmを超えると逆に健康を害するという研究もあります。ナニゴトもホドホドが肝心ですね。
また、無理をすると膝を痛めるリスクもあります。シューズにはなるべくお金を掛けて良いものを選んでください。経験のない方は、半年くらいかけて徐々に慣らしていってください。
中高年向け走り方のコツ(追記分)
50歳代以上の中高年の方は、若い人たちのように高速で長く走る必要はありません。
速度はだいたい9~10km/h で6分~10分くらい、距離にして約1~1.5km。少し汗が滲むくらいで充分。その日の調子に合わせて加減しましょう。
走り方にはコツがあります。次のことを心がけてください。
- 力を抜いてゆったりと走る
- 足首は固定し重心の真下に着地、地面は蹴るのではなく押す感じで
- 頭は固定して遠くを見つめる
- 顎を引いて口呼吸
- リズムに合わせて「吐く吐く吸う吸う」または「吐く吐く吸う」
- 姿勢よく胸を張る(肺の体積が最大になるように)
- 腕はリラックスして小さく前後に振り、少しローリングを加える
無理せずに少しずつでも毎日走ることを習慣にしましょう。
では、頑張ってください!