アドリアーナAdriana Calcanhotto の新作 「O Micróbio do Samba」
このところヘビロテで聴いているのがアドリア-ナ・カルカニョットの新作「O Micróbio do Samba(サンバの微生物)」。
マリーザ・モンチ Marisa Monteの「Universo ao Meu Redor」に触発されたのか、全曲アドリアーナ風のサンバチューンで固めています。
しかしこの人は何をやっても様になりますね。子供向けの「Adriana Partinpim」しかり。どんな材料でも彼女独自のスパイスを効かせて上手く調理してくるのは、やはり"才能"でしょう。女カエターノの異名は伊達じゃない。
歌詞を読んでいくと、いろんな女性たち(男性も少し)に向けた"愛の告白"のような内容で、ちょっと恥ずかしくなったりもする。
私生活では昨年、故Vinícius de Moraesa の娘で映画監督の Suzana de Moraes,との同姓婚を発表し世間を驚かせました。(彼女がゲイというのは知ってはいたけど、これには驚いた。しかもViniciusの娘って70歳だって!) ビデオを見る限り、往年のとんがった感じではなく、かなり丸く(女性らしく?)なった印象。幸せ太りかな?
公式サイトによると、大規模なツアーはまだのようだ。今年は久しぶりに彼女のライブを観てみたいと強く思うのでした。
1曲目の「Eu Vivo a Sorrir」
このアルバムで一番のお気に入り。「Mais Perfumado」