Amor e Sexo 愛とセックス- Rita Lee ヒタ・リー

ブラジル音楽といえばサンバ、ボサノヴァ、MPBと思っている人が多いけど、実はブラジルでいちばん人気があるのはポップスやロック、セルタネージャと呼ばれるカントリーミュージックだったりする。

ヒタ・リー Rira Lee はブラジリアンロックの女王として長く君臨している。御年64歳になる今も元気たっぷり、とてもチャーミングなロックおばさんだ。

彼女の真骨頂は、過激ともいえる内容をユーモアたっぷりに語ること。そして意外と深かったりする。ポップなメロディーもなかなか良い感じ。僕が大好きなアーティストの一人。ちなみにほとんどの作曲は夫であるRoberto de Carvalhoが手がけている。

2003年発表の「Amoe e Sexo」 (愛とセックス）はドラマの主題歌にもなった大ヒット。彼女の代表曲の一つだ。多くの比喩が使われておりなかなか楽しめる内容だ。

日本でボサノヴァの弾き語りをやっている人などは、こういった曲をレパートリーに加えてみてはいかがだろうか。

世の中には凄いクオリティーなのにあまり知られていない物がとても多い。そういったものを少しでも紹介できたらと思う。

※一応、日本語訳をつけてみました。分かり難いところは意訳しています。（ま、拙訳なので多少の間違いは多目にみてください。）