『LIFE SPAN 老いなき世界』老化は止められるか?
最近、Youtubeのコンテンツが充実してきたこともあり、ほぼ毎日何らかの動画を視聴しています。中でも「中田敦彦のYouTube大学」は好きなコンテンツのひとつで、興味のあるテーマの時は視聴するようにしています。
今回のテーマは「老化」。ど、ストライクなテーマでした。
動画では、老化研究の世界的権威、デビッド・A・シンクレア教授の『ライフスパン 老いなき世界』という分厚い本をざっと紹介しながら要点を解説してくれました。
百聞は一見に如かず。まずはご視聴ください。
いかがでしたか?
あえて要点を抜き出すと。
老化の原因とされる「DNAの損傷」は身体に適切な負荷を掛けることである程度修復できる。そのためには次のことを実践するとよい。
- 食事を減らす(一日二食が理想。卵、牛乳を避ける)
- 毎日軽い運動をする(身体に負荷をかける)
- サウナ(血流を良くする)
要は、適度な「空腹」や「運動」や「寒暖差」により細胞に刺激を与え活性化するということです。このことは単に老化を止めることに留まらず、細胞が癌化し難くなるということも意味します。つまり、がんの予防でもあるのです。
この3つであれば、自分流にカスタマイズすれば、日常の中でも実践しやすいのではないでしょうか。自画自賛になりますが、サウナ以外は僕も実践していることで、我が意を得たりという感じでした。
論より証拠といいますか、先日、知ってか知らずかこれに近いことを実践されている高齢者のことが話題になりました。88歳の大村崑夫妻です。いや凄いのなんの。とてつもない希望と可能性を感じます。(ステマであることを百も承知で書いています。それでも意味があるからです。)
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/75390
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/75391
また本に戻ります。
少し辛口かもしれませんが、最後の「老化を治す薬」の下りは、まだ多くの検証が必要との注釈がついているものの、ちょっと眉唾だと思いました。医薬品であれば、臨床試験、ランダム化比較試験などで効果の検証は可能ですが、アンチエイジングの場合、何をもって効果があったと判定するのでしょうか?感覚とか見た目とかでは科学的ではないですし、カバーする領域が広すぎて検証するのは困難じゃないかな。実際に本を読んでいないのでアレですが、本にはその辺のこともちゃんと書かれているんでしょうか?
サプリメントについては、いろんなものを試してみて、その中で(プラセボも含めて)実際に効果が実感できるものを使い続けるのが一番理に適っていると思います。ちなみに、僕の場合はそれがプロポリスで、こうして仕事につながっている訳ですw